【ニートにオススメ?】有給を持った状態で期間工で働き始める裏技
ツイート今回は、なんと最初から有給を持った状態で期間工で働き始める裏技を紹介します。
まず期間工の基本的な条件からおさらいしましょう。
・失業保険をもらえる条件は過去2年間で12ヶ月以上働いていること。(※11日以上働いた月が12ヶ月。その間雇用保険にも加入していないといけないので、アルバイト・パートなどでは貰えない可能性があります。)
となっています。
(※マツダのみ2週間の試用期間が終わった段階で有給10日支給されます)
この条件から考えると、期間工で3ヶ月〜半年働いて、ある程度貯金ができたら辞めるぜ!っていう予定の人は、有給が使えず失業保険ももらえません。
そこで、今回の裏技を使って有給をゲットします。
もったいぶってもあれなんで答えを先に言っちゃいますけど、
期間工を紹介している派遣会社で事前に6ヶ月以上働いて、期間工にスライドさせてもらう。(※直接雇用ではなく、派遣社員じゃないとダメ)
コレです。
正確には直接雇用の期間工ではなく、派遣社員として行くわけですが、ちゃんと選べば条件面で見劣りすることはないので安心してください。事前に6ヶ月以上働くので、失業保険支給の条件である12ヶ月以上の就業期間も満たしやすくなります。
それでは、もう少し詳しくみていきましょう。
はじめから有給あり!さらに短期で辞めても失業保険がもらえる裏技を紹介!
裏技を達成する条件
※ちなみに、この裏技は私が実際に経験したことですが、そのときは日総工産で紹介先はトヨタ車体でした。
普通に考えたらできない理由はないですが、もしかしたら今はできないかもしれませんし、ほかの派遣会社だと変わったりするかもしれないので、ご了承ください。事前に確認するのが確実です。
振り返りになりますが、裏技達成の条件を紹介します。
当たり前なんですけど、派遣会社を変えてしまうとリセットされるので注意してください。
また、直接雇用の期間工だと有給が使えないので、必ず派遣社員として働く必要があります。
有給を使っても満了金に影響がない
満了金は出勤率に左右されます。
支給条件は各派遣会社で違いますが、8割以上の出勤率とか欠勤3日以内などです。
ただでさえキツイ期間工の仕事、しかも慣れていない最初の半年にほとんど休めないというのは結構ツライと思います。精神的なプレッシャーもかかります。
しかし、今回の裏技を使えば最初から有給が使えます。
有給は出勤扱いになるので、有給で休むぶんには満了金に影響はありません。
半年で10日休めるというのは気持ち的にかなりラクになると思います。
私は当日欠勤も有給にしてもらっていたので、風邪を引きやすいという人も安心してください。
ちなみに余談ですが、私が働いていたトヨタ車体は、数ヶ月ごとに詰め所にカレンダーが貼り出され、有給を取りたい日に自分の名前を書くというシステムでした。
なので、早い者勝ちです。
1日に2人取れるので、有給が使えないという状況は少なかったと思います。
ただ、月曜と金曜、連休の前後は激戦区で、私は取ったことがありません。遠慮もありましたし。
たいてい、火曜日とか木曜日、良くて水曜日とかでした。
満了時に退職すれば失業保険が早くもらえる
期間工の場合(派遣契約だとしても)、契約満了時(更新のタイミング)に退職すれば、失業保険の給付が早くなります。(離職の届け出から7日間の待機後支給。)
私が実際に日総工産から派遣社員として行っていたトヨタ車体を退職したときも、待機期間なしで失業保険をもらえたので間違いないです。
今回の裏技では、事前に6ヶ月以上働くので、短期で期間工を辞めても、1年間という失業保険の支給条件を満たしやすくなります。
期間工と相性がいいです。
注意点としては、給付日数が長くなるわけではありません。
自己都合と同じ90日です。
会社都合ではなく、あくまで期間満了(自己都合扱い)ということになります。
そうはいっても、もらえる時期が4ヶ月くらい違ってくるので、できれば契約満了のタイミングで辞めることをおすすめします。
裏技を使うと失業保険の給付額がアップすることが多い
失業保険の金額は直近6ヶ月の給与から算出されます。
計算式は、
(離職以前6ヶ月の賃金の合計÷180)×給付率(50〜80%)=基本手当日額(1日でもらえる金額。上限・下限あり)
です。
辞める直前6ヶ月の給料が高いほど、もらえる失業保険の金額が高くなります。
今回の裏技だと、直近6ヶ月は期間工で働いていた賃金が計算されるので、もらえる失業保険の額も高くなりやすいです。
デメリットを考える
今まではメリットを書いてきましたが、デメリットももちろんあります。
・ちょうどいいタイミングでスライドできるかわからない
・最初に選んだ派遣会社を変えられない
・有給が使えない可能性も?
・直接雇用で応募すると有給が使えない
思いつくのはこれくらいでしょうか。
正直、有給をもらうために、あえて別の工場で半年以上働くっていうのは微妙ですよね。
それに、半年以上働いて有給の権利をもらったとしても、都合よく希望するメーカーの募集があるかどうかもわかりません。
つまらないと感じる工場で半年頑張ったのに、行きたかったメーカーが募集してないということも考えられます。
また、有給を持ったままスライドするなら、派遣会社を変えられないのもネックです。
次が見つからずに、結局有給を消化して派遣会社を辞めて、
「あれ?俺なんでココで働いてたんだっけ?」
ともなりかねません。
さらに、さすがにこれはないとは思いますが、スライドした先で有給を使えない可能性も一応あります。
入ったばかりなのになんで有給あるの?みたいな。
そもそも使いづらい企業風土の工場もあるかも?
それと、期間工期間工っていってますけど、正確には派遣社員です。
直接雇用の場合、有給は派遣先が管理するはずなので、派遣会社でゲットした有給はおそらく使えません。
時間を無駄にする系のデメリットは結構痛いので、慎重に考える必要があるでしょう。
オススメの派遣会社・メーカー
今回の裏技を使うのにオススメの派遣会社・メーカーを考えてみたいと思います。
まずは、裏技と関係ないですが、マツダがあります。
試用期間が終われば有給がもらえます。
マツダ期間工の募集はこちら→マツダ公式サイト
他には、いすゞ、日野自動車、トヨタ車体、日産車体九州、日産車体湘南、ダイハツ、クボタ筑波工場などが派遣社員でも条件的に問題ないメーカーです。
・日野自動車は日総工産
日野自動車期間工の給料や寮などの待遇をまとめました→【東京で働く!】日野自動車期間工の待遇まとめ
・トヨタ車体はMan to Manか日総工産
・日産車体はプロスタッフ
・ダイハツは綜合キャリアオプション
・クボタ筑波工場はフジアルテ
コチラの記事も参考にしてみてください→【2019】おすすめ期間工ランキング
素直にマツダに行ったほうが早い可能性もあります
最初に書きましたけど、マツダは2週間の研修期間が終わったら有給10日をもらえます。
「有給10日のために派遣社員で6ヶ月も働くなんてまどろっこしいこと誰がやるんや」という人はマツダならすぐに有給をもらえるのでオススメです。
まとめ〜ニートにはオススメ?〜
デメリットを考えると、この裏技がオススメなのは、過去2年間働いていないニートもしくは、すでに派遣会社で働いている方ですかね。
ニートだったらリハビリがてら半年〜9ヶ月くらいヌルい工場で働いてカラダを慣らしつつ有給をゲット、有給を使いつつ3ヶ月〜6ヶ月期間工(正確には派遣社員)で頑張る。
そして、貯金+失業保険で余裕を持って、次の道を探すみたいなのが理想です。
私は比較的ラクな4勤2休の工場で半年働いてスライド→トヨタ車体を半年で満了しましたが、10日の有給は使い切りました。
有給が10日あると、長期連休がある月に使わないとしたら1ヶ月に2日以上使えるんですよね。
金銭的にも身体的にもかなり助かりました。
とはいえ、デメリットもあるので”狙って”というよりも、そういうのもあるんだねっていう軽い気持ちで覚えておいて頂けると良いと思います。
今回は以上です。
では。