期間工に多いバネ指の原因と対策はこちら
ツイート
期間工の職業病としてバネ指になりやすいということを聞いたことはありませんでしょうか。
期間工の方でバネ指で悩んでいる方も多くいらっしゃいます。
ここではなぜバネ指になりやすいかとその対処方法についてご紹介します。
そもそもバネ指とは
バネ指とは、指を伸ばすときにバネのように張ってしまうという症状で、腱鞘炎がひどくなった状態です。
期間工は工場で勤務することがほとんどですが、小さな部品などを扱うことが多いため、指や手、手首を長時間酷使することが多くなってきます。
そうすると指に負担がかかってしまい、炎症を起こし、動かすたびに痛みが走るようになってしまいます。
症状が酷くなると、痛みによって動かすことも困難な状態になってしまうこともあります。
期間工はボルトやナットを締める作業がありますが、これを行う際にインパクトレンチという道具を使います。
このインパクトレンチを頻繁に使うと指にも負担がかかってしまいます。
普段頻繁に行う動作ではないため、バネ指になりやすいと言われています。
バネ指の予防方法
パラフィン浴 - 引用:まつ整体整骨院
バネ指は指を曲げる際に負荷のかかる腱鞘の血流が悪くなることで発症すると考えられていますので、この血流を改善してやることがひとつの予防方法となります。
血流を良くするために効果的なのがストレッチやマッサージ、指を温めることです。
これは指に限らず肩や腰などの痛みに対する対策方法と同じで、ストレッチやマッサージをすることで筋肉の緊張がほぐれ、血流が良くなりますし、また、指を温めることでも同様に緊張がほぐれて血流が良くなります。
指先だけではなく、体全体を温める入浴でも同様の効果が得られます。
私が働いていた現場にもありましたが、バネ指になりやすい期間工の現場には、パラフィン浴と呼ばれるバネ指を防止する装置が置いてあることが多いです。
これも温められたお湯(ロウ)に手をつけ、手を温めてバネ指を予防するというものです。
現場に置いてある場合は積極的に活用しバネ指予防に努めましょう。
バネ指の治療法
バネ指になってしまっても、基本的にはご紹介した予防方法で改善できる可能性は高いです。
結局は血行が悪くなっているので、血行を良くすれば症状は改善します。
しかし、それでも痛みが引かないなど症状が酷い場合には、整形外科を受診しましょう。
ステロイド注射などの治療が多くなりますが、症状が酷い場合には手術による治療になる可能性もあります。
バネ指は自分で予防することが出来ますので、症状が酷くならないためにも日々のケアを怠らないようにしましょう。
おすすめの期間工はコチラ→2019年おすすめ期間工ランキング
ラクな期間工もオススメ→「楽な期間工」はどこ?特徴別でオススメを紹介!