プログラム

美術プログラム


種は船 in 舞鶴 〜舞鶴発!船で伝える、海の物語〜
日比野克彦
みんなで高さ3m×長さ5m×幅4mの巨大な船の模型をつくろう!
船の素材はダンボールとベニヤ板!


「まいづるRB」では、地域の生活や歴史、文化、風土、記憶など、舞鶴の地域性や資源を発掘し、地域の人々ともに舞鶴ならではのワークショップや作品づくりを行っています。今年から三ヵ年を目指して、赤れんが倉庫と海、船や港などに着目し、それらの文化・技術を再発見する、美術家・日比野克彦による船のワークショップ『種は船in舞鶴』を開催します。
2011年度以降の自走する船づくりと出航に向けて、今年はダンボールやベニヤ材による実物大の模型船を創作します。

まいづるRBでは2010年度より、地域の素材や技術、人々とともに舞鶴発の自走する「船」づくりを行います。本ワークショップは、これまで日比野克彦さんが金沢、横浜、鹿児島などで実施してきた朝顔の種の形を模した「船」を創作する「種は船」プロジェクトの舞鶴版です。日比野さんが全国各地で行っている、朝顔の種を通して、人・地域をつなぐ「明後日朝顔プロジェクト」に着想を得てスタートしました。種が土地や植物の記憶を運ぶ「乗り物」であるように、船が物流・交易の要となって物を運び、人々の思いや記憶を運びます。
2011年からは自走する船を創作し、その翌年には、舞鶴湾を出発し日本海沿岸を立ち寄りながら北上を目指す予定です。これまで、陸路中心に進められてきた文化や社会のあり方を今一度見直し、海や川を通じて見えてくる地域文化の豊かさや土地や生活の違いを見つけていくこと、海域の文化圏を再発見しながら、港から港、漁村から漁村へメッセージや物語、その地域の文化を伝えていくことを目的とします。
その準備年にあたる2010年は、ダンボールやベニヤを使った模型の船を作ります。
9月23日(木祝)にスタート。10月16日17日に舞鶴赤れんが倉庫群で行われる「赤れんがアート&クラフト・フェスタ」でのお披露目と陸上での試乗を目指して、実物大の模型の船を作ります。

日時 2010年9月23日(木・祝)〜10月17日(日)
   連日開催(平日10時〜16時、18時〜21時/土日祝日10時〜16時)
   ※悪天候の場合は中止の場合もございますので、ご了承ください
スケジュール
   9月23日(木・祝) 15:00〜 オープン式(船づくり会場の完成)
   ※オープン式では、日比野さんによるプロジェクトの説明などを行います。
   9月25日(土)〜26日(日) 船の骨組みをつくろう
   10月2日(土)〜3日(日)  船の胴体をつくろう
   10月9日(土)〜11日(月・祝)  船に色や飾りをつけよう
   10月16日(土) 船の最終仕上げ!
   10月17日(日) 完成式&船に乗ってみよう!
参加費 無料
   ※小さなお子様からお年寄りまで、どなたでも自由にご参加いただけます。
会場 赤れんが倉庫群・芝生広場(港側屋外)、(一部)まいづる智恵蔵
アーティスト 日比野克彦(ひびのかつひこ)
ポスター・チラシ (PDFダウンロード)

申し込み・お問合せ
 まいづるRB事務局(舞鶴市政記念館内)
 TEL 0773-66-1096 FAX 0773-64-6364
 MAIL office@maizuru-rb.jp

◇「種は船」プロジェクトとは?
日比野克彦さんが全国各地で行っている、朝顔の種を運ぶプロジェクト「明後日朝顔プロジェクト」にヒントを得てスタートしました。朝顔の種の形は、よく見ると船の形にそっくり。それに気づいた「明後日朝顔プロジェクト」メンバーが、今度は船をつくるプロジェクトを始めたことが、各地に広がりを見せました。
船が物流・交易の要となって物を運び、人々の思いや記憶を運ぶように、種も土地や植物の記憶を運ぶ「乗り物」だと、まったく異なる二つのものには、共通の「乗り物」としての役割がありました。
また、このプロジェクトは一人では決してできないものです。大勢の人が旅を夢見て船をつくることで、地域ネットワークが広がりはじめてプロジェクトが完成するものと言えます。

<『種は船』プロジェクトの歴史>
 2007年@金沢:Mission1…種の形を船にすること
 2009年@横浜:Mission2…種は船を海に浮かべること
 2009年@鹿児島・種子島:Mission3…種は船が海の上で出会うこと
 2010年よりスタート@舞鶴:Mission4…種は船が海上を自走し種を運ぶこと

☆ 3年間におよぶ『種は船in舞鶴』プロジェクト始動!
舞鶴でのプロジェクト『種は船in舞鶴』は、今年より三カ年を予定して実施します。
来年2011年には本格的な自走する船をつくり、2012年の出航を目指します。
出航後は、日本海側の岸を渡りながら、少しずつ北上を目指します。
各地の地域文化を伝えながら、土地の物語を「種は船」が運びます。
本プロジェクトを応援してくださる方、各港で船を受け入れたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひお問合せください。


アーティスト・プロフィール
日比野克彦(ひびの・かつひこ)
1958年岐阜市生まれ、アーティスト。東京芸術大学大学院修了。
1980年代に美術、デザインの領域を横断した作品を発表、時代を反映した作風で注目を浴びる。その活動範囲は作品制作のみに留まらず、パフォーマンスなど身体を媒体とした表現にも及び、「生きることは自分を表現すること」として、表現する手段に束縛されず常に自己の可能性を追求している。
近年は、受け取り手の感じ取る力に焦点を当てる試み、共同制作の魅力や芸術が社会のなかで機能する仕組みの提案など、様々な組織、社会の中で活動を行っている。現在、東京芸術大学先端芸術表現科教授。

日比野克彦

主催:舞鶴市、NPO法人赤煉瓦倶楽部舞鶴
☆毎日の生活を楽しむ、まち創造プロジェクト「MAIZURU RB/まいづるRB」
舞鶴市より委託を受け、赤れんが倉庫活用と地域活性を目的に2009年度より新たに始まったアート・プロジェクト。市民が参加するワークショップや作品創作を通じた芸術文化活動を行うこと、地域資源を見直し舞鶴ならではのプログラムを実施することを特徴としています。